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チョコレート工場の秘密

チョコレート工場の秘密
チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール/作 田村隆一/訳  評論社(旧版) 

チョコレート工場の秘密
チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール/作 柳瀬 尚紀/訳  評論社(新版)    

 先々週から映画「チャーリーとチョコレート工場」が公開され、前評判どおりに興行ランキングのトップに躍り出ています。じつは、かなり以前から映画の封切り前に本の「チョコレート工場」をここで紹介しようと考えていたのですが、ずるずると遅れてきょうになってしまいました。

 ところで、かなり以前に読んで印象に残った本を再読した際、新たな発見に出会ったり、自分が年輪を重ねたことで以前に比べて深く理解できるようになっていることはよくあります。ただ、内容も思い出せないような本は別にして、以前に読んだときの印象と大きく異なり、そのことで戸惑うというようなことはまずありません。
 ところが、この「チョコレート工場の秘密」はちょっと勝手が違いました。ぼくが今回この「チョコレート工場の秘密」を読んだのは、おそらく32年ぶりになるはずです。今回読もうと思い立った動機はふたつあって、ひとつは映画の印象がぼくの頭に入り込む前にもう一度、かつて大好きだったこの本を読んでおきたかったというものでした。そして、もうひとつは以前の読んだのが詩人の田村隆一さんの訳であり、今回は同じ出版社から「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の名訳で知られる柳瀬尚紀さんによる新訳で新装版が出たからです。

 物語の主人公であるチャーリーは四人の祖父母と両親とともに暮らしていて、一家はとても貧乏です。チャーリーの住んでいる町には世界一のチョコレート工場があるのですが、チャーリーがチョコレートを食べられるのは年に一度、誕生日のプレゼントにチョコレートをもらうときだけでした。
 そのチョコレート工場は世界一なのにだれもそこで働く人を見たことがない謎の工場でもあったんです。その工場にチョコレートを買った子どもたちの中から五人が招待されることになったので世界中が大騒ぎ。

 これ、五枚目の黄金切符だよ。母さん、ぼくが当たったんだ!

 さてさて、ほかの四人の子どもとその両親、そしてチャーリーとジョウじいちゃんは、工場の持ち主であるウィーリー・ワンカ氏に招かれていよいよ工場に足を踏み入れます。ここからは、実際に読んでみてくださいね。
 そして、ここからが特に以前の訳と新訳の印象が違うのです。ぼくは読みながら、その印象違いのどこまでが訳の違いによるものなのか、ずっと悶々としながら読み続けました。
 結論を書いてしまうと、少なくともこの本に関しては絶対に田村隆一さんの訳である旧版をおすすめします(ぼくの持っているのはハードカバーですが、文庫版なら今でも入手可能なようです)。ぼくはダールの作品で子ども向けの本ではないのですが、「あなたに似た人」という田村隆一さん訳の短編集も大好きです。やはりダールの独特のセンスには田村さんのやや硬質な訳がふさわしいのではないでしょうか。柳瀬尚紀さんの訳では個性が衝突して不幸な結果を生んでいるとしか思えません。

 映画はどうなっているんでしょう。こちらも監督がティム・バートン、ワンカ役がジョニー・デップとくせ者ぞろいですね。怖いもの見たさで近々見に行くことにします。その前にもう一度、田村隆一さんの訳を読んでおかなくては。

※文中の太字部分は「チョコレート工場の秘密」(新版)より引用

海 五郎 * 読み物 * 03:44 * comments(27) * trackbacks(13)

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コメント

海さん、おはようございます。
昨日知人の個展会場ですれ違った子供連れの方が「チョコレート工場の秘密」は映画も本も面白かったです〜!と話をされていて、頭の隅っこの方に引っかかっていた所です。
海さんが32年ぶりに読まれた本にもとても興味があります。
ぜひ新旧2冊、読み比べてみようと思います。わくわく!
Comment by まつかぜ @ 2005/09/20 9:28 AM
TBありがとうございました。睡眠時間は大丈夫ですか?
田村、柳瀬両訳の比較など参考になりました。映画の方は、ジョニー・デップファンを中心に好評みたいですが、私はこれまで、原作→映画という順番だとどうもあまりよい印象が無いので、今のところあまり乗り気ではないです。ファンにはたまらないだろうと思いますが。
Comment by azami @ 2005/09/20 9:35 AM
まつかぜさん、ごぶさたしてます。
「まつかぜ日記」の「琉球の美」展などにもコメントしたかったのですが、なかなか時間がなくてそのままになっています。

ロアルド・ダールは個性的で優れた作家ですよ。よかったら「あなたに似た人」(ハヤカワ・ミステリ文庫)も読んでみてください。
柳瀬尚紀さんも「鏡の国のアリス」の訳は好きなんですけどね。今回のはやはりミス・マッチだと思います。ぼくの思い入れが強すぎたこともあると思うのですが...。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/20 12:31 PM
azamiさん
さっそくのTB、ありがとうございました。
本好きにとっては「映画化」というのは、微妙ですね。本などほとんど読まずに映画だけを見ている人が少しうらやましかったりもします。
ぼくは、原作があるのであれば先に読むのが原則ですが、「ハリー・ポッター」のように刊行途上で映画化が始まってしまうと、ますます微妙です。映画界は「ハリー・ポッター」の成功以来、ファンタジーの作品を青田買いしているようですが、作家が映画化を目論んで原作を書くようになるのはいかがなものでしょうか。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/20 12:42 PM
こんばんは♪ TBさせていただきました〜。

本を途中で留めて、映画を見に行ったのですが・・・
う〜〜ん、なんだかしっくり来ないゾ〜というカンジで
消化不良を起こしていました。

今年でた訳本は(柳瀬尚紀さんの)、これは映画とタイアップのために出されたものなのだろうか・・・と映画を見てしまってからでは、本がいきなり色あせてしまいました。
小4娘も、映画を見た感想を言わないのです。。

柳瀬尚紀さんがどんな翻訳をされる方かも知らなくって(^^ゞ
海五郎さんの説明で納得がいきました!! やはり古い方(田村隆一さん訳)を読んでみますね。

ご近所の文庫のおばさんが、古い仮名遣いの本で読まなきゃいけないことはないのよ〜と新しい訳で読んでいいのよ〜と話していたことがあって・・・今回はすかさず新しい訳に飛びついてしまいましたが・・・なるほど〜ですね。。訳す方によってこれほど本の雰囲気が変わるとは。。。おそるべし^^
映画、怖いもの見たさで行かれるのでしたら、チョコレートの香りがただよう映画館が国内で5ヶ所あるらしいです(見てから聞きました(T_T))お近くでしたら是非に匂いのでる映画館で!!そして映画の感想などもお聞かせください〜〜


Comment by tomoママ @ 2005/09/21 12:55 AM
tomoママさん
コメントとTB、ありがとうございました。
評論社が今回、ロアルド・ダール・コレクションの刊行に踏み切ったのは、タイアップというか便乗ですね。以前はそういうことを一切しなかった岩波書店も「ナルニア国ものがたり」ではすでに映画化原作を前面に出していますので、まあそれはそれでいいと思うのですが...。
問題は来年の秋にかけて20冊刊行される中で、主要な作品約3分の1を柳瀬尚紀さんが新訳されるということです。「チョコレート工場の秘密」を読んだ限りでは、どうしてわざわざそんなことするの?というのが、かつてからダールの作品を愛読してきたものとしての疑問です。
でも正直な話、ぼくも読み始めるまでは柳瀬訳ということで楽しみにしていたんだすよ。おそらく評論社も訳出された原稿を見て戸惑いを隠せなかったのではないかと思うのですが、どうでしょうか。今回のことで、あらためて翻訳本を出版するということの難しさを感じました。
再来月には、「チョコレート工場の秘密」と双璧をなす「おばけ桃の冒険」が柳瀬訳で刊行されます。悩むよな〜。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/21 7:36 AM
こんにちは。偶然でびっくりですが、私のブログでもちょうど昨日、チョコレート工場について、書いていたところでした。まだ読んでいないので、新訳、買ってみましたー、程度なんですが。
田村さん訳は、もう入手不可なのかと思って諦めていたんですが、探してみます!!ちょっと出だしを読んだのですが、あれ?なんだか雰囲気が違うぞ、とやっぱり思ったんですよねぇ。
ホビットやエリコの丘も新訳が出た時には「あれまあ、びっくり」と話題になりましたが、翻訳次第で雰囲気ががらっと変わりますものね。
書店で「新訳 星の王子さまを読もう!」というコーナーがあったんですが、まだ手にとる勇気が出ませんでした。
Comment by そらにつき @ 2005/09/21 10:57 AM
そらにつきさん
こういう偶然は、ちょっとうれしい気分ですよ。

こうやって翻訳の違いでここまで印象が違うというのは珍しいと思いますが、物語の本質はそのストーリーの展開だけにあるのではないということを痛感して、それはそれで大きな収穫だったようにも思います。
「星の王子さま」は、権利関係に変化があったのでしょうか、新訳が次々と出ますね。ぼくも今のところ自分にとっての「星の王子さま」はひとつでいいという気がします。それを大切にしまっておきたいです。

そうそう、「チョコレート工場の秘密」の旧訳は上の画像をクリックしていただくとわかるのですが、アマゾンの在庫ではなくて出品者から新品が定価で購入できます。同じアマゾンでもユーズドでは1万5百円という値がついていますので、入手されるなら急いだ方がいいのかもしれません。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/21 4:39 PM

「チョコレート工場」の訳は田村隆一でしょう!!と思っている一人です。新訳版は、装丁も挿絵もなんだかスカスカでイメージに合わなくて、ちっともワクワクしないのです。田村訳でも今出ている娯楽大作風の装丁は好きじゃなくて、古くさくて素朴な昔の装丁が好きです(工場の大鍋のチョコレートを味見しようとするワンカ氏が描かれている表紙)。買っておいてよかったー!と思ったものの、大事にしまい込みすぎて出てこない(^^;)
田村氏の訳じゃないですが、この作品以外のダールで私のおすすめは、なんと言っても「ヘンリー・シュガーのわくわくする話」です。
Comment by えほんうるふ @ 2005/09/24 2:52 AM
えほんうるふさん、おはようございます。
>大事にしまい込みすぎて出てこない(^^;)
じつは、ぼくの持っているのも同じ版なのですがやはり大事にしまい込みすぎて出てこないんです(笑)。それで紹介も遅れてしまったし、いまひとつ歯切れが悪かったりします。
ここまで、印象が違うと翻訳物を読むということの意味を考えさせられてしまいますね。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/24 9:30 AM
ご再訪、ありがとうございます!
トラックバックしていただけて、うれしいです。
海さんのところからトラックバック先に飛んで拝見させていただいたのですが、海さんの日記同様、すごく味わい深くて参考になる日記ばかりで、じっくり読み込んでしまいました。
これからちょこちょこおじゃまさせていただくことになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!
Comment by ash-tree @ 2005/09/29 5:07 PM
ash-treeさん
たびたびお手を煩わして、すみません。
一つの記事、そして一つのコメントやトラックバックがきっかけでコミュニケーションの輪が広がっていく。そこがブログの最大の魅力ですね。
ぼくもたくさんの喜び、発見、感動をみなさんと共有できることを楽しみにしています。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/29 10:43 PM
海さん、こんにちは!
<本棚からしあわせを運ぶ>魔女さんです。
TBとコメント、どうもありがとうございます!
“たくさんの喜び、発見、感動の共有の輪”の中へ、まねいてくださってありがとう!!

そっか〜、新版がでてるらしいって氣がついてたけど、
柳瀬尚紀さんの訳だったのね・・・!
(魔女さんにとっては、学校でおベンキョウした『フィネガンズ・ウェイク』の訳者さんです^^;)
訳者と原作の出会いって、ものすごく重要ですよね。
読む目的がずれてるかもしれないけど、翻訳という視点から新版を再読してみようかな。
魔女さんも、いずれ児童文学の翻訳書をだしたいと思ってるひとりだから・・・。
Comment by 本棚の魔女 @ 2005/09/30 8:15 AM
私もかなり前にこの本を読んでいるので、今回、映画に行く前に読まなくちゃ〜と思っていました。
ジョニー・デップが楽しみで(^^)
私が読んだのはもちろん、旧訳ですね。
海さんの文を読んでいたら、新訳の方もあわせて両方とも読みたくなりました。
でも、今、図書館では予約予約のようです。
映画が先かな?

本は訳でかなり印象が変わりますよね。
あ〜、また読みたい本が増えてしまった(笑)
Comment by bamu @ 2005/09/30 8:17 AM
本棚の魔女さん
こちらにも来ていただいてありがとうございます。
ダールと柳瀬尚紀さんというのは天才肌と天才肌の組み合わせですから、これを依頼しちゃった編集者の気持ちもよくわかります。でも、今回は裏目に出たかな。
でも、翻訳という視点で考えるということでは、柳瀬さんと田村隆一さんという大御所ふたりがサンプルですから、これ以上のものはないですね。いずれ、お話を聞かせてください。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/30 8:41 AM
bamuさん
>あ〜、また読みたい本が増えてしまった(笑)

いつもbamuさんのところで、あ〜まだ読んでないと悔しい思いをしているぼくの気持ちを、たまには味わってくださいませ(笑)。
しかし、この訳の違いはまるで別の本です。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/30 8:46 AM
こんばんは。
私が読んだ本も、図書館で借りたので 田村隆一さんバージョンです。柳瀬尚紀さんバージョンは、本屋さんで ちょこっと立ち読みしたくらいなので、どちらがいいか?というのは、よくわかりません。
ダイアナwジョーンズのクレストマンシーシリーズは、新訳の方も成功しているみたいですね。題名まで違うので、よく知らなかった私は違う本かと思いました。佐竹美保さんの絵が好きです。
「魔女集会通り26番地」と「魔女と暮らせば」
Comment by ちょび @ 2005/10/02 12:27 AM
ちょびさん
そういえばダイアナ・ウィン ジョーンズも映画化(ハウルの動く城)がらみでした。ぼくは新しい訳を読んでいないのですが、佐竹美保さんの絵は内容に合っていますよね。「魔女と暮らせば」っていうタイトルには首を傾げたくなるけど...。

なんか、ファンタジーが単なる映画の原作のように扱われている今日この頃、個人的にはうれしさ半分、さびしさ半分といった感じです。
Comment by 海 五郎 @ 2005/10/02 5:52 AM
海様
はじめまして、さりです。
新訳にはどうしてもなじめず、旧訳の検索をしていて偶然たどり着きました。今日映画を見てきたのですが、皆さんの感想を見て(あ〜嬉しい・・涙)書き込まずにはいられず。

たった一度だけ読んだその本はかれこれ二十数年前のこと。その当時のワクワク感を期待して映画を見に行ったのですが・・。悲しかった・・・あのワクワク感は何か違うとてもブラックなものに表現されていたように感じました。
どなたかも書かれていたように、まったく別物のになっているように思えたんですね。
感じ方の違いといえばそれまでですが・・。
Comment by さり @ 2005/10/12 11:01 PM
さりさん、ようこそ。
旧訳への愛着を共有できてなによりです。ぼくは映画の方は尻込みしてしまって未見です(笑)。
ただ、なんだか柳瀬訳へのパッシングも世間では加熱してきて、それもどうかなと思えたりしてきました。まあ、その一端は柳瀬さんが「あとがき」で旧訳者を批判していることにもあると思いますが、ぼくはあれは柳瀬さん独特のユーモアだと解釈しています(少なくともそう思いたい)。
そもそも田村訳ですばらしいのはまず「チョコレート工場の秘密」という邦題にあるのではないでしょうか。訳者と編集者、どちらが付けたのか知りませんが。新訳を映画に便乗して出すのであれば原題に忠実で、かつ映画のタイトルにも合わせて「チャーリーとチョコレート工場」にすれば良かったような気もします。それならそれで別物として読者としても受け止められたのに...。
なんといっても、以前読んだときに心ときめいたのはこの表題によるところが大きかったし、読後もそれによって自分のなかでイメージが定着していたような気がします。ちょっと過剰にイメージがふくらんでいたということもあるかもしれませんね。
Comment by 海 五郎 @ 2005/10/13 12:20 AM
海様こんばんわ、さりです。

>映画のタイトルにも合わせて「チャーリーとチョコレート工場」にすれば良かったような気もします。それならそれで別物として読者としても受け止められたのに...。

あぁ〜なるほど、そうですよね!!見終わった後無性に旧訳を読みたくなりました。でも手元にはなくて(涙)
例えるなら・・ごく甘の羊羹を食べた後、緑茶を飲もうと思ったら紅茶しかない・・・という感じでしょうか?
海様のコメントで、後味がスッキリしなかった原因がわかりました。

「チョコレート工場の秘密」という邦題はやっぱりすばらしいですよね、私も大好きです!!


Comment by さり @ 2005/10/13 11:49 PM
こんにちは!海五郎さん。
ちょっと皆さんとは遅れてますが、私もこの本読みましたのでトラックバックさせてくださいね。
(本については別ブログで書いているのでそちらから)

私はまだ旧訳は読んでないんですよ。
今図書館で予約してるんですけどね。
予約するとき、「旧訳と新訳は同じものですよね」と聞いたら、「そうです」と答えたので、同じ方の訳だと思っていたら違ったんですね。ただ旧訳のほうが早くに回ってきそうだったからという単純な理由で予約したんですが、それでよかったんだと今思ってます。
また新訳と旧訳と読み比べてみたいと思います。
Comment by @ 2005/10/15 12:36 PM
空さん
コメントとTBありがとうございました。
こんなに、映画の原作本が話題になるのもめずらしいことですね。
新訳と旧訳に関する話題も、ほとんど騒動化しているし。
でも、そんなことはすべて抜きにして、「チョコレート工場の秘密」はぼくの愛すべき1冊です。
本の方のブログにもさっそく遊びに行ってきました。
Comment by 海 五郎 @ 2005/10/16 1:08 PM
こんばんは、再びえほんうるふです。
ようやく旧訳版を倉庫部屋から発掘し(笑)、映画レビューも含めて記事を書き上げました。新訳を読んでから改めてコメントを入れようと思ったのですが、なかなか読めそうにないのでとりあえず現時点で思ったことをコメントさせて頂きますね。
私も新訳バッシングの過熱ぶりにはやや興醒めな思いを抱いている一人ですが…映画のパンフレットに載っていた柳瀬氏のエッセイを読む限りでは、彼はとても自己アピールに長けていらっしゃる方のようなので、翻訳よりも(今となっては)創作活動に向いているように思えました。

海 五郎さんがさりさんへのコメントでおっしゃっていた、新訳の邦題を映画に合わせて、別バージョンであること明確にすればよかったのに…という意見はとても鋭いですね。この映画こそ原作とは登場人物の解釈もエンディングも大胆にアレンジされているのに、多くの原作ファンにも受け入れられているのは、「バートン版だから違って当然」という観る側の暗黙の了解があったからだと思います。
Comment by えほんうるふ @ 2005/10/18 9:51 PM
えほんうるふさん
コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまってすみません。
「オトナノトモ」の記事も楽しく読ませていただきました。そちらにもコメントしようと思いながら、あまりにコメントの数が多く、ちょっと気後れしてそのままになってしまいました。
まあ、好きな本がこれだけ話題になるのはうれしくもあり、ちょっと寂しいような悔しいような複雑な気分です(笑)。
でも、やっぱり「チョコレート工場の秘密」はいい本ですよね。
これだけ話題になってしまえば、旧訳愛蔵版とかを版元が出しそうで、そんなの出たらそれこそ複雑な気分だな。
では、これからもよろしくお願いします。
Comment by 海 五郎 @ 2005/10/19 11:16 PM
はじめまして。しばらく前からこちらのブログを拝見させていただいていましたが、コメントは初めてです。
この記事を読んでからずっと旧訳と新訳の違いについて気になっていました。子どものころから読んでいるので、田村さんの翻訳の文章のほうが好きですが、柳瀬さんの翻訳を読み、少々原文を参照してみると、チョコレート工場の世界が広がった気がします。自ブログの記事につきましてはTBさせていただきました。
Comment by kmy @ 2006/04/08 1:55 PM
kmyさん、こんばんは。
コメントとトラックバック、ありがとうございました。
早速そちらの記事も拝見に伺い、二つの訳に関する詳細な記述、楽しく読ませていただきました。
ぼくはすでに書いたことですが、田村訳の最大の成果は「チョコレート工場の秘密」という邦題にあったと思っています。
映画も見てしまったし、柳瀬訳も読んだわけですが、やはりこの邦題に心躍らされた昔の印象が強く心に残っています。
まあ、それは個人的な思い入れという以上のものではないのですが...。
これからもよろしくお願いします。
Comment by 海五郎 @ 2006/04/08 11:21 PM
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