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ともだち

ともだち
ともだち
谷川俊太郎/文 和田誠/絵  玉川大学出版部  

たにかわさんって とてもゆうめいな しじんだ。
たにかわさんって えほんのぶんも たくさんかいている。
たにかわさんって がいこくのえほんも たくさんやくした。
たにかわさんに はじめてあったとき とてもこわかった。
たにかわさんと はなしてみたら とてもやさしいひと。
たにかわさんって はなしことばも きれいだ。
たにかわさんのことばって あたまじゃなくて こころにすっと はいってくる。
たにかわさんのこと ともだちなんて よべないけど こっそり ともだちだとおもってる。
たにかわさんと ほんとのともだちになれたら しりとりあそびがやりたいな。
だれだって たにかわさんのことがすきだ。

ともだちって かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと。
ともだちなら たんじょうびを おぼえていよう。
ないしょばなしを されたら どんなきもちかな。
わるくちは いったっていい、でも かげぐちを いうのは よくないな。
だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない。

ともだちも おんなじ きもちかな。


※文中の太字部分は谷川俊太郎「ともだち」より引用


海 五郎 * 日本の絵本 * 16:44 * comments(18) * trackbacks(4)

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コメント

海 五郎さん、谷川さんにお会いしたことあるんですか?
>はなしてみたら とてもやさしいひと。
いいなあ。素直に、とてもうらやましいです。

私はテレビで、谷川さんがお話しているのを見たことがあるだけなのですが‥。その時の谷川さんは、サスペンダーをしてらして、背筋がすっと伸びていて、とっても若々しい感じがしました。だいぶ前に、東京池袋のジュンク堂書店で、「谷川さんのお店」という企画があり、1日店長として、谷川さんがお見えになる日があったんです。その日に行かれなかったことが、今でも悔やまれてなりません。
Comment by ruca @ 2005/08/11 5:27 PM
rucaさん
なんか、ほとんどチャット状態ですね(笑)。
ぼくは5年前まで長らく東京杉並区の阿佐ヶ谷が勤め先だったのですが、谷川さんのお住まいのすぐ近くでした。本屋さんや喫茶店、路上などで何度もお見かけしていて、こんなに近くにお住まいなのだからと20年近く前に思い切ってお仕事のお願いをしてみました。そうしたら、快く引き受けていただいて、それから何度かご協力いただいています。
ほんとに、最初にお話しするまではとてもこちらが緊張していたのですが、お話をしてみるととても丁寧でやさしい方でした。
いつも颯爽としていて、とてもお歳には見えません。すてきな方です。
Comment by 海 五郎 @ 2005/08/11 5:52 PM
ああ、やっぱりそういう方なんですね。彼のかく絵本、大好きです。
Comment by ぱいぽ @ 2005/08/11 8:05 PM
はいぽさん
谷川さんから、自分の書くものについて「自分から何かを書きたいということはなくて、それが仕事だから書いている」というお話を聞いたことがあります。そうやって書いたものが多くの人の心をつかむ。すごい人だと、あらためて思いました。これからも谷川さんにはたくさんの仕事をしてもらいたいですね。
Comment by 海 五郎 @ 2005/08/12 5:26 AM
海 五郎さん
はじめまして。rucaさん経由でお邪魔しました。
ブログをきっかけに絵本の楽しさと奥の深さに改めて感動しているこの頃です。
海 五郎さんの記事を拝見して早速「ともだち」を読んでみました。ともだちと私、子供の頃、今の自分…色んな場景が次々に目の前に飛び出してくる様でした。
>たにかわさんのことばって あたまじゃなくて こころにすっと はいってくる。
ほんとうに、その通りですね。

今日、子供の頃から大事にしていた本を久しぶりに見てみたら、谷川さんと和田さんお二人のものだったので妙に感動してしまいました。 ありがとうございました。また寄せていただきます。

*わくわくわーくしょっぷ のカレンダー、とっても素敵なアイデアですね。私もいつか作ってみたい!と思ってしまいました。
Comment by まつかぜ @ 2005/08/13 12:22 AM
まつかぜさん、ようこそおいでくださいました。
こうしてブログに書いていて、それを見て読まれたというコメントをいただくことほどうれしいことはありません。ありがとうございました。
谷川さんの書いたものはそれが詩であっても、絵本のテキストであっても、どれも質が高く、そのことにいつも驚かされます。まつかぜさんが大事にされていた本はどの本でしょうか。とても気になるところです。

「わくわくわーくしょっぷ」まで読んでいただいたのですね。いま、「まつかぜ日記」も少しだけ拝見してきのですが、まつかぜさんのつくった「カレンダー」を見てみたいと思いました。いつか作って、見せていただければとてもうれしいです。
そちらにもコメントしたいことがあるので、後ほど伺います。
Comment by 海 五郎 @ 2005/08/13 6:24 AM
海 五郎さんをはじめ、絵本に愛情を持っていらっしゃる方々の記事を拝見する度に、わくわく・どきどきしています。
私には小さな頃に出会った絵本の思い出があまり無いので
ここ2ヶ月あまりの間に子供の頃の分まで取り戻す勢いで絵本を読んでいる気がします。
唯一、子供の頃から何十年と本棚に残っている本が谷川さんと和田さんの『しのは きょろきょろ』です。機会を得て、また懐かしく読み返しました。近いうちに「まつかぜ日記」にUPしたいと思っています。
Comment by まつかぜ @ 2005/08/14 12:58 AM
まつかぜさん
わざわざまた来ていただいて、ありがとうございます。
「しのは きょろきょろ」なんですね。この本は今は絶版で探している方も多いのではないでしょうか。そういう本が本棚に残っているなんて、ちょっといい話ですね。「まつかぜ日記」で目にできる日を楽しみにしています。
絵本に年齢なんてありませんよ。これからゆっくり楽しんでください。
Comment by 海 五郎 @ 2005/08/14 3:22 PM
今日は、いろいろ書き込みをして、すいません(笑)
この本もよいですよね〜〜’ともだち’そうそう!ともだちってこうだよね♪という絵本ですよね(*^_^*)

そういえば先月の読み聞かせで(小学校1.2年生対象)読んだ本が、
谷川さんの「わたし」という本でした。絵は長新太さん。

最初、「わかんねぇ」という声も上がっていましたが^_^;A
読み終わった途端に「もう1回読んでほしい!!」という声が聞こえてきて嬉しく思いました(笑)

谷川さんとはちょっと嬉しいご縁があります。
(もちろん、私から一方的にです〜)長女(今は大学1年)が通っていた札幌の某高校の40周年記念事ということで谷川さんの文学展を高校主催で開いたのです。道立文学館で開催され、光栄なことにその会場係りにも2日間ほど参加できたのです。国語の先生が何度も谷川さんのご自宅まで足を運びいろんなものをお借りしてきた次第なんですよ^^
その翌翌年にも、芸術鑑賞というイベントでだったでしょうか・・高校生とディスカッションをし、詩の朗読を聞かせてもらました(父母も参加させてもらえましたので)
その時は発刊前の「あさ」という詩なども聞くことができ、
感動しました。。。
良い思いでです、しみじみ
息子さんとの詩と音楽のセッションもよいですよね〜〜〜
Comment by tomoママ @ 2005/08/22 5:09 PM
tomoママさん
谷川さんは作品に触れているだけでも充分すてきな方ですが、実際にお会いしてみるとさらにすてきな方ですね。お願いしたお仕事の範囲外のことはあまり書けないのですが、事前の打ち合わせやインタビューが終わったあとの余談などにも、個人的には忘れられない谷川さんの言葉がたくさんあります。
その文学展などはぼくも行ってみたかったですよ。次にそちらでそういった機会があるときは、ぜひお知らせください。
Comment by 海 五郎 @ 2005/08/22 7:06 PM
海 五郎さん、はじめまして。
bk1のTBからやってきました。
私もこの本大好きです。娘たちもとても気に入っています。わたしはとくに、後半の写真のページを見ていると、ココロがざわざわします。
いつか、自分のブログでも紹介したい本です。
谷川さんとお仕事されていらっしゃるなんて、ほんとうらやましいです。
Comment by NOBITA @ 2005/09/15 8:44 PM
NOBITAさん、ようこそ。
あの突然開いたページが写真になるときの緊張感、揺さぶられますよね。ほんとに心にすっと入ってくるのでざわつくのだと思います。
「散歩な生活」をざっくりとですが、拝見しました。すてきなブログですね。興味の対象もかなり重なっていると思いますので、これからもよろしくお願いします。
谷川さん。ぼくもこのブログを始めてやっと3ヶ月なのですが、その間に絵本関係を中心にいろいろなブログを巡回していて、多くの方が谷川さんの仕事に関心を寄せられていることをあらためて知りました。せっかくだから、そんなみなさんと共同で谷川さんと一緒に何かできないものかと思案中です。まだこれはという方向は思いつかないのですが...。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/16 5:29 PM
お返事ありがとうございました。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
今度ブログでわくわくワークショップのことを紹介させてもらいたいと思っています。たぶん、まわりのみんなもとても興味があると思うので。
そのときは、またご連絡しますね。
谷川さんと何か一緒にできるなんていう、夢のような企画があるときには、ぜひ!ご一報ください。
Comment by NOBITA @ 2005/09/17 3:23 PM
NOBITAさん
ありがとうございます。
前回このブログでやったカレンダーづくりは、少し手が込みすぎていたので、つぎは入門編としてごく簡単な内容のものをやってみようと考えています。
カレンダーづくりも、クリスマスとかお正月に向けてのカウントダウンでやるのも楽しいかもしれません。秋は落ち葉とかどんぐりとか屋外でいろいろ入れるものを見つけられるので、自然のものだけでやるのもいいかな。
コツはとにかく袋に10日分ぐらいを集めてしまうことです。そこまで集まってしまえば、カレンダーの台紙をつくるのも楽しくできるでしょう。
よかったら、チャレンジしてみてください。
Comment by 海 五郎 @ 2005/09/17 11:57 PM
こんにちは。
谷川さんにお会いしたことがあるなんてスゴイですね!
やはり言葉を大事にする人は、きれいな言葉を使うのでしょう。
私も見習いたいなと思います。
復刊した「ワッハワッハハイのぼうけん」が早く読みたいと思っています♪
Comment by 萌ぴょん @ 2005/11/06 7:31 PM
萌ぴょんさん
こちらにも来ていただいて、ありがとうございます。
谷川さんの話し言葉は、ほんとにとてもきれいです。いつも背筋を伸ばした姿勢のように...。
「ワッハワッハハイのぼうけん」を読んだら、またTBを送ってくださいね。
Comment by 海 五郎 @ 2005/11/06 9:01 PM
こんばんは!
ついに、このエントリだけで3回目のコメントになってしまいました(笑)。
はじめましてのこのページに、やっとこさのTBです。
あらためて、今後ともよろしくお願いします!
Comment by miyaco @ 2006/05/02 1:44 AM
miyacoさん、こんばんは。
お待ちしていました(笑)。
トラックバック、ありがとうございます。
THE HI-IAY ILANDS Book Store には、さすが選び抜かれた本が並んでいますね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Comment by 海五郎 @ 2006/05/02 2:16 AM
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