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私的録音録画補償金制度

Apple iPod nano 8GB ブルー MB249J/A
Apple iPod nano 8GB ブルー MB249J/A

 連休中、朝刊のトップ記事に黙って見過ごすことのできない見出しが躍っていた。〈iPodに「著作権料」上乗せ〉。
 記事の内容は著作権団体の要望を受け、文化庁が文化審議会にはかり、まとめた骨子はiPodなどの携帯音楽プレーヤーと、テレビ番組を録画するハードディスク内蔵型レコーダーに「著作権料」の一種を課金するというものだ。
 これはぼくのように多くのCDを購入して、それをiTunesで管理し、iPodを通して聴いている音楽ファンにとってはとても納得できるものではない。なぜなら、CDを購入する時点で著作権料を正規に支払っているにもかかわらず、再度同じ名目で課金されることになるからだ。しかも、この重複して払う形になる「私的録音録画補償金制度」は、そのシステムからして自分が聴く音楽の著作権者に届けられるものではない。
 音楽好きな人間がCDを購入するのは、もちろんその中身を聴きたいという思いからである。しかし、それは同時にアーティストに対する支持表明であり、支援でもあるのだ。このブログの読者にも図書館で借りた絵本を、同じ思いであらためて購入したという人は多いのではないだろうか。だから今回の「私的録音録画補償金制度」ように、支払ったところでそれがどこにどのように使われてしまうのかわからない課金の仕方には、はっきりと反対の意思表示をしておきたい。

 どうしても、今回の成り行きには好調な業績のところから、あるいは国民の日常生活に組み込まれたところから楽な方法で金を集めようという、道路と同じ発想が見え隠れする。しかも、その使途がどう見たって怪しいし、そもそも私的録音補償金管理協会(SARAH)が文科省や文化庁の天下り先であることを思うと、この国の構造そのものを憂慮しなければならないだろう。
 文化庁や文科省に文化・芸術を育む能力がないのはよしとしても、個人が身銭を切っているアーティストに対してのリスペクトをピンハネすることだけはけっして許せるものではない。



海 五郎 * 日々雑感 * 16:06 * comments(0) * trackbacks(0)

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