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もりのおんがく

もりのおんがく (講談社の創作絵本シリーズ)
もりのおんがく (講談社の創作絵本シリーズ)
谷内こうた/絵と文  講談社   

 雨上がりの休日の午後、近くの公園まで散歩に出かけました。公園と隣接して米軍用のゴルフ場があります。そして、そのゴルフ場を抱くようにして背後に大きな森が広がっています。
 公園内を通過する道路にかけられた大きな人道橋を渡っていたときです。雲の切れ目から斜めに差し込む太陽の光が幾筋もの線となってその森に降り注いでいました。明るく新緑に輝く部分と暗い緑の部分が縞模様のように見える森からは、なぜか森のざわめきが聞こえてきそうでぼくは思わず耳にしていたヘッドホンを外しました。
 子どもの頃から森で得た記憶は、不思議と鮮明な形で心に残っています。木漏れ日の光から湿った地面の草や枯れ葉、そこの土壌の色合い、耳にした小鳥たちのさえずりまで。きっと、森には人の心の奥底にその存在を刻み込む力があるのでしょう。

 谷内こうたさんの新作絵本は、作者が暮らすノルマンディーの森からインスピレーションを得て生まれた「もりのおんがく」です。

 もりも うたう
 ひかりの オーケストラ


 森の深い緑と木漏れ日の優しい光が織りなす、音なき音楽の絵本です。静かにページをめくると耳からでなく自分の内側からかすかな響きが伝わってくる。そんな気分にさせられました。

※文中の太字部分は「きみとぼく」より引用

海 五郎 * 日本の絵本 * 23:59 * comments(0) * trackbacks(0)

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