<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< anmitsu book | main | マイカのこうのとり >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * -

追悼 石井桃子さん

ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)
ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)
石井桃子   福音館書店   

 石井桃子さんが101歳で亡くなられました。
 自分がまだ文字を読むことを覚えたばかりの頃、3歳年上の姉の所有物だった「ノンちゃん雲に乗る」を読んだときのことがこの歳になっても忘れられません。思えばあの瞬間からぼくと本との長いつきあいは始まりました。石井さんの言葉を借りるなら「本は友だち」になったのです。
 石井さんには20数年前に一度だけお会いしてお話を伺ったことがあります。優しく、それでいて芯の強さが伝わってくるとても素敵なお人柄でした。これだけの仕事を残されているのですから、いま日本にいる60歳ぐらいまでの人は大多数が石井桃子チルドレンと呼ぶことができるかもしれません。
 個人的にはエリナー・ファージョンの諸作で接した石井さんの気品溢れる訳文が最も深く心に刻み込まれています。
 200冊もの著訳作だけでなく、家庭文庫の草分けとなった「かつら文庫」の活動など、日本の児童文学に大きな足跡を残された石井さん。これからもこの国の子どもの本を語るとき、石井さんの名前は欠かさずに語り継がれることでしょう。
 心よりご冥福をお祈りします。



海 五郎 * 日々雑感 * 00:22 * comments(2) * trackbacks(0)

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 00:22 * - * -

コメント

海五郎さん、こんにちは。
昨年の今頃、勤め先の書店で100歳のフェアをして、
あまりの作品の多さに、スペースがなくて
本当にすごいなの方だなぁと驚きました。
あの作品も、この作品も?!という感じで。
「本は友だち」素敵な言葉ですね。
決して裏切らない友としての本を、
子どもたちに届けてくださった石井さんの思いは、
本を届ける仕事をしている自分としては、
しっかり胸に刻みつけておきたいと思います。

Comment by しんばる @ 2008/04/07 4:21 AM
しんばるさん、こんにちは。
石井さんのお仕事、とくに翻訳はそれが石井さんの手によるもの
であることを忘れてしまうほどですね。
でも、石井さんの丁寧な仕事ぶりが、とかく子どもが対象のものを
軽く見がちなこの国にあって果たした意味は限りなく大きいように思います。
これからも少なくとも児童書という枠組みの中では、そのスタンダードが
継承されていくことでしょう。
Comment by 海五郎 @ 2008/04/07 8:14 AM
コメントする









トラックバック

このページの先頭へ