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遊んで 遊んで

遊んで遊んで―リンドグレーンの子ども時代
遊んで遊んで―リンドグレーンの子ども時代
クリスティーナ・ビヨルク/文 エヴァ・エリクソン/絵 石井登志子/訳  岩波書店  

 半世紀以上にわたって世界中の子どもたちを魅了し続けてきたアストリッド・リンドグレーンの物語。そのあふれるような空想力はどこから湧き出てきたのでしょうか。秘密の泉はアストリッドの子ども時代にありました。

 「遊んで、遊んで……
 わたしたちが遊び死にしなかったのは、不思議なくらいです!」
                     −アストリッド・リンドグレーン


 スウェーデンの南東部にある小さな町ヴィンメルビー。豊かな自然に囲まれた農場で、アストリッドは優しい両親に見守られ、ひとつ年上の兄、二人の妹と共にのびのびと育ちました。
 この「遊んで 遊んで」は、そんなアストリッドの子ども時代を伝える伝記本です。驚くべきことに、やかまし村やピッピなどの物語に出てくるお話は、アストリッドが実際に子どもの頃に体験したことがもとになっているのでした。具体的にどのエピソードがどのお話のどの場面に使われているかの注記もおもしろく、ユーモラスなイラストや当時の様子を伝える写真もちりばめられていて、リンドグレーンのファンにとってはどこまでも興味が尽きません。

 アストリッドの作品に満ち溢れる子どもであることの幸福感は、彼女自身の幸せに満ちた子ども時代から生まれたのですね。しかし、それは恵まれた環境だけではなく、彼女自身の「楽しさを創造する力」が人並み外れたものであったことにもよるのでしょう。
 小学生の頃にリンドグレーン作品を読んだ、すべての人におすすめの一冊です。

※文中の太字部分は「遊んで 遊んで」より引用
海 五郎 * 読み物 * 13:10 * comments(0) * trackbacks(0)

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