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サンタクロースとぎんのくま

サンタクロースとぎんのくま (世界傑作絵本シリーズ)
サンタクロースとぎんのくま (世界傑作絵本シリーズ)
マレーク・ベロニカ/作 みやこうせい/訳  福音館書店   

 先日からクリスマスに大切なのは「思いやり」だなどと偉そうに書いていますが、「思いやり」ってなんでしょう? 自分を犠牲にして他人のためを思うこと?
 誰だって自分がかわいいし、自分を大切にしたい。そう考えるのは自然なことだと思います。だったら、人はどうやって他人を思いやればいいのでしょう?
 その答えを教えてくれるのがこの「サンタクロースとぎんのくま」です。

 雪の夜、マルチとモニカ兄妹のところにサンタクロースがやってきます。サンタクロースは兄のマルチに「ぎんのくま」を、妹のモニカには「まり」を置いて帰りました。
 朝、子どもたちはサンタクロースのプレゼントに駆け寄ります。マルチはうれしくて飛び上がりましたが、モニカはしくしく泣き出してしまいます。

 「サンタさんは まちがえのたのよ。
 わたしが ぎんのくまで、
 おにいちゃんは まりだったのよ。
 ねえ、とりかえてちょうだい!」


 ふたりは「ぎんのくま」を取り合いますが、そこはマルチのほうが大きいのでモニカは負けてしまいます。泣き続けるモニカの様子を見て、マルチは「ぎんのくま」に話しかけます。

 「きみと いっしょで とても うれしいんだけど、
 モニカのこと どうしたら いいんだろう。
 そうだ、モニカに きみと そっくりの くまを
 かってあげよう!」


 マルチは貯めていたお金を持っておもちゃ屋に急ぎますが、そこには「ぎんのくま」はありませんでした。がっかりして家に帰ってきたマルチに、家の前の雪だるまが話しかけてきました。サンタクロースのところへ行ってみろというのです。
 そこからマルチの「ぎんのくま」を求めての冒険がはじまります。森の中で寒がっているリスたちに自分の手袋を帽子代わりにあげたマルチ。オオカミに「ぎんのくま」を取られてしまったときに助けてくれたのはそのリスたちでした。
 そうして、サンタクロースに出会ったマルチは……。

 自分のことと限りなく同じように誰かのことを思うこと、それが思いやりですね。作者のベロニカさんは「ラチとライオン」などの作品で親しまれるハンガリーの作家ですが、紫色の小鬼をポケットに入れたサンタクロースなどちょっとかわったクリスマスの絵とともに、とても心温まるお話を届けてくれました。

※文中の太字部分は「サンタクロースとぎんのくま」より引用

海 五郎 * クリスマス絵本 * 13:59 * comments(0) * trackbacks(0)

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