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おはようスーちゃん

おはようスーちゃん
おはようスーちゃん
ジョーン・G.ロビンソン/作・絵 中川李枝子/訳  アリス館   

 もうすぐ12月ですね。この「わくわく本」もすっかり週一回の更新が通常ペースになってしまって、紹介したい本が机の上に山積みです。今年はなんとしても紹介したいクリスマスの絵本があるので「クリスマス特集」もやりたいし、少し気合いを入れて更新に努めていきたいと思っています。

 きょうの本はことり文庫で勧められて購入した「おはようスーちゃん」。

 もう一度あらためて人間として生まれ変わるなら男に生まれたいか、女に生まれたいかというのはとても難しいのですが、もしもそんな選択を迫られたら悩んだあげくにぼくはもう一度男に生まれることを選ぶような気がします。それは男の方がいいというよりも、もはや終盤に差し掛かりつつある今の人生に対する悔いをもう一度やり直すことで拭い去りたいという思いからなんですけどね。
 しかし、その選択が幼年期か子ども時代に限られたものであれば、ぼくは迷うことなく女の子としてその時を過ごすことを選びます。こんなことを書くと誤解されるかもしれませんが、昔から一度女の子をやってみたいというのがぼくの秘かな願望でした。

 「そうだわ」と、スーちゃんは おもいつきました。「きょうは、セモリナのお
 たんじょう日にしましょう。バースデイケーキをつくらなくちゃ」
  スーちゃんは きょろきょろしながら 庭をあちこちさがして、いいものを
 みつけました。赤いお花が一輪さいた ちいさな植木鉢、ひっくりかえせば、
 ケーキに ぴったりじゃありませんか。


 小さな女の子の日常を描いたこの物語には、女の子ならではの無邪気さと楽しさが溢れています。スーちゃんと同じ女の子にはもちろん、ぼくと同じような願望を抱いている男の子がいるとしたらその子にとっても小さな宝石箱のように思える本でしょう。
 作者のジョーンさんには「くまのテディ・ロビンソン」(福音館・絶版)という名作がありますが、この「おはようスーちゃん」も幼年文学と呼ぶにふさわしい作品です。

※文中の太字部分は「おはようスーちゃん」より引用


海 五郎 * 読み物 * 00:04 * comments(0) * trackbacks(0)

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